受賞作品
受賞作品 春野地区自治センター

Awarded Architecture
浜松市春野地域自治センター
地域の木で、地域の風景をつくる。
平成19年度 静岡県都市景観賞・優秀賞Project Story
春野の木と技術が、
地域の未来を支える。
天竜美林として知られる春野産の杉と桧をふんだんに使い、地域に受け継がれてきた木の文化を、公共建築として次の世代へつなぎました。
行政機能を収めるだけの庁舎ではなく、春野の風土や産業そのものを感じられる建築を目指しました。
地域材の活用は、街並みへの調和だけでなく、森林資源の循環や地域産業の継承にもつながります。木の質感、深い軒、周囲の山並みとの関係を丁寧に整え、地域の拠点にふさわしい落ち着きある佇まいをつくりました。
静岡県都市景観賞平成19年度 優秀賞
地域の木の文化を、風景として表現
春野産木材を積極的に使用し、地域の木の文化を背景とした風景づくりを実践した点が評価されました。地域らしさと公共性を両立した建築です。
Design Points
設計のポイント
01
春野産の杉と桧を生かす地域の木を構造や仕上げに積極的に採用。木の香りや手触りまで含め、土地の文化を感じられる庁舎としました。
02
山並みに寄り添う外観周辺の集落や山の稜線に対して威圧感を与えないよう、高さや屋根の構成、外壁の素材感を整えています。
03
自然エネルギーを暮らしに取り込む全国初となる空気集熱式ソーラー除湿涼房システムを導入し、地域の気候に合った環境負荷の少ない建築を目指しました。
Gallery
建築写真








Environmental Design
地域材と環境技術
地域資源を循環させる
地元木材を使うことは、景観への調和だけではありません。森林の適切な維持、地域産業の支援、輸送負荷の低減など、建築を通して地域の循環を支える選択でもあります。
自然の力を生かす
太陽熱を利用して空気を集熱し、除湿や涼房に生かすシステムを導入。設備に頼りすぎず、地域の気候と向き合う環境設計を実践しました。
Award Review
評価された景観
地元春野産木材を積極的に使用し、地域の木の文化を背景とした風景づくりが実践されている。
静岡県都市景観賞の評価内容をもとに構成
地域らしさを、公共建築の価値に
春野の木を使うことを単なる仕上げの特徴にせず、建物全体の佇まいや地域との関係にまで広げた点が、この建築の大きな特徴です。
Project Data
建築概要
建築主浜松市
建築用途庁舎
構造木造+RC造
延床面積1,752㎡
計画地静岡県浜松市
竣工年月2007年5月
受賞平成19年度 静岡県都市景観賞・優秀賞
環境技術空気集熱式ソーラー除湿涼房システム
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