浜松市東区役所
Public / Government Office / 2007
浜松市東区役所
Project Overview
ひと・まち・地球に優しい、
環境共生型の区役所。
浜松市東区役所では、地域環境や周辺環境と共生しながら、日常時の快適性と災害時の継続性を両立する公共建築を目指しました。
設計の軸は、自然の力を建築に取り込み、設備だけに頼りすぎないことです。夏の日射を遮り、冬の日差しを取り込むブリーズ・ソレイユ、外皮負荷を抑える光触媒タイルとエアフローウィンド、地下ピット内の空気利用、そして大地震後も庁舎機能を維持する免震構造。建築・設備・防災を一体で考え、運用時のエネルギーと維持管理負担まで含めて環境性能を整えました。
太陽高度、外気、地中の温度差といった自然条件を建築的に活用し、必要な設備エネルギーを抑える。同時に、免震構造によって地震後も行政機能を継続できるようにする。平常時の省エネルギーと非常時のBCPを、一つの建築として両立させています。
Gallery
建築写真
外観全景、アプローチ、共用・内部空間、ブリーズ・ソレイユのディテールまで。環境性能を建築としてどう成立させたかを6枚の写真で紹介します。写真をクリックすると拡大表示します。
Design Perspective
環境共生型庁舎を支える
6つの設計の考え方
夏を遮り、冬を取り込む
太陽高度の違いを利用したブリーズ・ソレイユによって、夏の日射を遮り、冬の日差しを室内へ取り込む受動的な環境制御を行っています。
外皮から空調負荷を減らす
光触媒タイルとエアフローウィンドを組み合わせ、外壁・窓から入る熱負荷を抑えながら、明るく開放的な室内環境を確保しました。
自然の温度差を利用する
地下の免震ピット内の比較的涼しい空気を夏期に活用し、暖まった空気を上部へ排気することで、自然の温度差を空調計画に取り込みます。
高効率な設備をきめ細かく制御する
建築的な省エネ手法と設備制御を組み合わせ、必要な場所に必要なだけエネルギーを使うことで、快適性とランニングコスト低減を両立します。
維持管理まで環境性能と考える
汚れにくい外装材などを採用し、清掃や更新に伴う負担も含めて、建物のライフサイクル全体で環境負荷を抑えることを目指しました。
災害後も使える庁舎にする
免震構造によって地震時の建物・家具・設備への被害を抑え、発災後も地域防災拠点として機能し続けられる公共施設を目指しています。
Contact
環境性能とBCPを、公共建築の基本性能へ。
日射制御、外皮性能、自然エネルギー、設備制御、免震、維持管理まで。建設後の運用を見据えた、長く使われる環境共生型公共施設をご提案します。
