地域木材と免震構造で支える公共施設設計
春野協働センター

天竜美林として知られる春野の杉と桧を、建物の骨格から内装に至るまで丁寧に用いました。
この建築は、単に木材を使ったのではなく、 地域の風景と文化を受け継ぐ「場」として計画しています。その姿勢が評価され、 静岡県都市景観賞・優秀賞を受賞しました。 さらに、全国で初めて空気集熱式ソーラー除湿涼房システムを導入し、 自然の力を活かした環境制御にも取り組んでいます。
地域の資源と技術を重ね合わせることで、 この場所にしか生まれない建築をかたちにしました。


地域材の活用による「地域性の可視化」
・地元産木材を積極的に使用 ・単なる内装仕上げではなく、構造・空間の主役として活用 ・「地域でつくり、地域に還元する建築」を実現
環境配慮型設備(空気集熱システム)
・太陽熱を活用した空気集熱システムを導入 ・冬期の暖房負荷軽減 ・エネルギー消費の抑制
防災拠点としての役割を担う「免震構造」
この地域は、高齢者が多く、山間部という立地特性から 災害時に孤立しやすい環境にあります。 だからこそ本計画では、 単なる公共施設ではなく、 「いざという時に地域を支える拠点」 となることを前提に設計を行いました。
景観との調和(公共建築としての責任)
・周辺環境に配慮した外観デザイン ・木材の質感を活かした柔らかい印象 ・地域景観の向上に寄与

Client:浜松市
Project:春野協働センター
Category:庁舎
SLocation:静岡県浜松市
Structure/Structure:木造+鉄筋コンクリート造 1.752㎡
Completion Date:2007年5月
制約が多い計画ほど、設計力が問われます。
医療を止めない改修、増築、段階整備。
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