高度急性期から地域医療まで支える
聖隷三方原病院第4期工事

本施設は、郊外に立地しながらも、山間地域を含む広範囲の医療を担う拠点です。 そのため、「地域医療を支えるインフラ」としての設計が求められます。
・救急対応力・高度医療への適応・多機能の共存・災害対応力
これらを同時に成立させる必要があります。
重要なのは、「機能を並べる」のではなく、「医療の関係性を設計する」ことです。


救急医療の中核を担う配置計画
高度救命救急センターとドクターヘリを有する本施設では、救急動線の設計が最重要となります。
・ヘリポートから救急・手術への迅速な導線外来・一般患者との動線分離初療・手術・集中治療の連続性
手術部増築と先進医療への対応
本計画では、手術部の増築とともに、先進医療への対応を進めています。ハイブリッド手術室 ロボット支援手術(ダ・ヴィンチ、Mako)これにより、低侵襲治療と高度手術の両立が可能となりました。
多機能病院におけるゾーニングの考え方
本施設の特徴は、 急性期だけでなく、幅広い医療機能を持つ点にあります。・精神科・結核・医療ホスピスリハビリテーション・重症心身障がい児(者)・医療 これらを単に併設するのではなく、それぞれの特性に応じて適切にゾーニングすることが重要です。
災害拠点としての設計
本施設は災害拠点病院としての役割も担っています。
・ドクターヘリによる広域搬送・災害時の受け入れ体制・医療継続 を前提とした設備計画としています。

Client:社会福祉法人 聖隷福祉事業団
Project:聖隷三方原病院 第4期
Category:医療施設(病院)
SLocation:静岡県浜松市
Structure/Structure:RC構造 21.298㎡
Completion Date:2010年3月
制約が多い計画ほど、設計力が問われます。
医療を止めない改修、増築、段階整備。
まずは条件をお聞かせください。