服部病院
Hospital / 1988
服部病院
Project Overview
依存症治療と精神科急性期医療を、地域の中で支える病院。
服部病院は1972年に開院し、地域に根ざした精神科医療と依存症治療を長く担ってきた病院です。1988年の本計画では、その医療を支えるため、患者さんが安心して通院・入院でき、医療スタッフが連携しやすい環境を整えました。
現在の服部病院は、アルコール依存症をはじめ、薬物・ギャンブル依存、うつ病、てんかん、統合失調症、不眠やストレスによる症状まで幅広く対応し、精神科急性期医療も担っています。建築としては、診療・療養・見守り・プライバシーを両立しながら、患者さんとご家族が安心して治療へ向き合える環境を支えることが重要になります。
1972年の開院以来、服部病院は患者さん、ご家族、地域とともに依存症治療の歩みを重ねてきました。専門医療を深めながらも、気軽に受診できる身近な精神科医療機関であること。その両方を支える病院環境を大切にしています。
Gallery
建築写真
外観、アプローチ、受付・待合、診療・病棟空間まで。地域精神医療と依存症治療を支える病院建築を7枚の写真で紹介します。
Design Perspective
精神科医療を支える
6つの設計の考え方
相談しやすい入口をつくる
精神科を受診する心理的なハードルを少しでも下げるため、入口や受付までの流れを分かりやすく、落ち着いた印象に整えました。
プライバシーを守る
診療内容や患者さん同士の視線に配慮しながら、閉鎖的になりすぎない待合・診療環境をつくることを重視しています。
依存症治療を継続できる環境
依存症治療では継続的な通院やプログラム参加が重要です。患者さんが長く通いやすく、医療スタッフが支援を続けやすい施設構成を考えました。
精神科急性期を安全に支える
状態の変化に迅速に対応できるよう、スタッフ動線、見守り、安全性を整理し、急性期医療を支える環境を確保しています。
病棟を回復の場として考える
入院設備を単なる収容空間とせず、患者さんが治療に向き合い、生活のリズムを取り戻していくための療養環境として整えました。
地域に開かれた専門病院にする
高い専門性を持ちながらも、地域の人が不眠やストレスなど身近な症状から相談できる病院として、親しみやすさと医療機能を両立しています。
Contact
精神科医療の変化に対応する、
病院環境をつくる。
依存症治療、急性期、患者プライバシー、安全性、スタッフ動線、将来の増改築まで。医療の専門性と地域性を両立する病院をご提案します。