高齢者施設
特別養護老人ホーム いなさ愛光園 増築工事
Elderly Facility / Extension / 2001
特別養護老人ホーム
いなさ愛光園 増築工事
Project Overview
本館の「街」を受け継ぎ、
暮らしの領域を広げる。
1997年に竣工したいなさ愛光園で培われた、グループユニットと段階的な生活領域の考え方を受け継ぎながら、入居者の暮らしと支援機能を充実させるための増築計画です。
増築では、新しい空間を付け足すだけではなく、既存棟で続いている生活のリズムや介護の流れを壊さないことを重視しました。居室、ユニット共用部、施設全体の交流空間という段階的な構成を引き継ぎ、増築後も一つの「街」として自然に使えるよう、接続部と動線を丁寧に整理しています。
1997年の設計思想を継承
本館で評価された「内部を一つの街に見立てる」「小さな生活単位をつくる」という考え方を、2001年の増築でも継続しています。
本館で評価された「内部を一つの街に見立てる」「小さな生活単位をつくる」という考え方を、2001年の増築でも継続しています。
建築主聖隷福祉事業団
建築用途特別養護老人ホーム
工事種別増築工事
構造S造
延床面積1,512㎡
計画地静岡県浜松市
竣工2001年2月
設計のテーマ既存連携・グループユニット・生活領域・介護動線・一体感
Gallery
建築写真
既存棟との関係、生活単位、共用・交流空間まで。増築後も一つの「街」としてつながる施設の考え方を6枚の写真で紹介します。
Design Perspective
増築を「別棟」にしないための
6つの設計の考え方
本館の生活単位を受け継ぐ
グループユニットによる小さな生活単位を継承し、増築後も入居者が自分の居場所を理解しやすい構成としました。
接続部を自然につなぐ
既存棟と増築棟の境界を単なる通路にせず、移動や見守りが自然につながる生活動線として整えました。
人との距離の段階を守る
プライベート、セミプライベート、パブリックという段階的な空間構成を増築部分にも引き継いでいます。
介護動線を無理なく広げる
スタッフの移動距離や見守りやすさを整理し、増築によって運営負担が増えないよう配慮しました。
大きくなっても小さく見せる
屋根や建物ボリュームを分節し、施設全体の規模が大きくなっても家庭的なスケール感を保ちました。
一つの「街」として完成させる
外観、動線、共用空間の連続性を整え、既存棟と増築棟を別々の建物ではなく、一つの暮らしの場として統合しました。
Contact
運営を続けながら、
高齢者施設を増築・再編したい方へ
既存の暮らし、介護動線、生活単位、共用空間を読み取り、今ある良さを残しながら次の環境へつなぐ増築計画をご提案します。





