クリニック
伊藤医院
Clinic / 2008
伊藤医院
Project Overview
地域の皮膚を見守り続ける、
対話のための医院。
伊藤医院は、昭和27年に開業して以来、65年以上にわたり島田市を中心とする地域の皮膚の健康を支えてきた医院です。
この建物の設計当時は、先代院長である伊藤一成先生が診療を担っていました。医院が大切にしてきたのは、「患者さんの話をよく聞き、よく診る、そしてよく話す」こと。設計では、その丁寧な診療姿勢を支えるため、受付から待合、診察までを分かりやすくつなぎ、落ち着いて話せる距離感とプライバシーを整えました。現在は伊藤宗成先生が医院を継承し、三代にわたる地域医療の歩みが受け継がれています。
建築主医療法人社団 研成会
建築用途皮膚科医院
構造RC造
延床面積337㎡
計画地静岡県島田市
竣工2008年11月
設計のテーマ対話・プライバシー・患者動線・待合環境・地域継承
Gallery
建築写真
|地域との関係と診療の流れ
外観、アプローチ、受付、待合、診療空間を通して、地域の皮膚のかかりつけ医を支える建築の流れを紹介します。
Design Perspective
医院の理念を支える
6つの設計の考え方
患者さんの話を聞ける診察環境
症状だけでなく生活背景や不安まで丁寧に聞けるよう、落ち着いて向き合える診察空間とプライバシーを整えました。
よく診るための明るさを整える
皮膚の状態を正確に確認できるよう、自然光と人工照明のバランス、色の見え方、診察時の視認性に配慮しました。
分かりやすく説明できる距離感
患者さんと医師が無理なく視線を合わせ、説明を共有できるよう、家具配置と診察時の距離感を丁寧に調整しました。
皮膚の悩みに配慮した待合
人目や周囲の視線が気になりやすい症状にも配慮し、落ち着き、清潔感、適度な距離を感じられる待合環境を目指しました。
地域医療を受け継ぐ
新しさだけを強調せず、長年地域に親しまれてきた医院の信頼を、端正で穏やかな外観と使いやすい院内へ受け継ぎました。
将来の継承と変化に備える
診療体制や医療機器、運営方法が変化しても長く使い続けられるよう、更新や改修に対応しやすい施設基盤を整えました。
Contact
地域に受け継がれる医院・クリニックをご検討の方へ
診療理念、患者との対話、プライバシー、待合環境、継承、将来更新まで、地域に長く信頼される医療施設をご提案します。