その他
ハートランド (ビアホール)
Commercial / 1997
ハートランド
(ビアホール)
Project Overview
異なる時間と感情を、
ひとつの建築に重ねる。
ハートランドは、宴会のにぎわい、ライブの高揚、静かにグラスを傾ける時間という、異なる目的と感情を一つの建物の中に共存させた飲食施設です。
空間を均質に整えすぎるのではなく、その日の気分や過ごし方に合わせて選べる居場所を積み重ねました。1階のバーは街の喧騒から距離を置いた隠れ家、上階は宴会やライブの熱気を受け止める開かれた空間です。外観には直線的な街並みに対して、ごくわずかな曲線を与えました。湾曲した外壁は内部の階段ホールへ連続し、人の流れをやわらかく引き込みます。その小さな揺らぎが、通り過ぎる場所を「少し気になる場所」へ変え、街に非日常の入口をつくります。
建築主遠州鉄道+浜松プロジェクト
建築用途飲食店・ビアホール
構造S造
延床面積227㎡
計画地静岡県浜松市
竣工1997年10月
空間構成1階バー・宴会空間・ライブ空間・階段ホール
設計のテーマ選べる居場所・隠れ家とにぎわい・湾曲外壁・街の非日常
Gallery
建築写真
|形態と動線の連続
湾曲した外壁、入口、階段ホール、隠れ家のような居場所まで、建築が人を引き込む流れを追います。
Design Perspective
この建築を支える
6つの設計思想
選べる居場所を積み重ねる
宴会、ライブ、静かな時間など、その日の目的や気分に応じて選べる居場所を用意しました。
隠れ家とにぎわいを対比させる
1階のバーは落ち着きある隠れ家、上階は熱気を受け止める開放空間とし、感情の切り替えを生み出しました。
わずかな曲線で人を引き込む
外壁の控えめな湾曲が入口と階段ホールへ連続し、人の動きをやわらかく導きます。
用途を語りすぎない
光、奥行き、曲線、素材の気配だけを見せ、少し踏み込んでみたくなる余白を残しました。
予定調和を少しだけ崩す
視線、明暗、天井高、席の密度に小さな揺らぎをつくり、長く記憶に残る体験へつなげています。
街を目的地から体験へ変える
偶然の出会いや好奇心が生まれる入口をつくり、街に小さな非日常を差し込みました。
Contact
人の感情と街の体験をつくる
飲食・商業施設をご検討の方へ
客席数や動線だけでなく、選べる居場所、にぎわいと静けさ、外観の記憶性、街との関係まで、体験として残る商業建築をご提案します。







