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株式会社公共設計創業50年の実績 医療・福祉・教育・文化・商業施設の建築設計(浜松)

NEWS

2025年04月05日

聖隷三方原病院「ハイブリッド手術室」

ー改修で高度医療設備を導入する実践手法

医療技術は日々進化しています。
設備の更新は、避けて通れません。

一方で、増築には多くの制約があります。
コスト、敷地条件、法規制。

これらをクリアするには、
時間も予算も大きく必要になります。

だからこそ今、
既存建物を活かす「改修」が選ばれています。

私たちは、医療を止めずに設備導入を進める設計を行っています。

改修設計で最も重要なこと

医療施設の改修では、
「既存を正確に読む力」がすべての起点になります。

図面と現地の差異を確認し、
構造・設備・運用を丁寧に整理する。

この積み重ねが、
実現できる計画かどうかを左右します。

さらに重要なのは、
工事中も医療が継続するという前提です。

影響を最小限に抑える計画。
これが設計の質を決めます。

ハイブリッド手術室への改修

聖隷三方原病院にて、
手術室改修計画を担当しました。

既存の手術室2室を、
ハイブリッド手術室と操作室へ更新。

限られた条件の中で、
高度医療機能を実現した計画です。

医療を止めない「段階的整備」

改修では、
手術室を止める期間を最小化する必要があります。

本計画ではまず、
機材庫と中央材料室を再編。

スペースを再構築し、
新たな手術室2室を先行整備しました。

この段階的な進め方により、
医療機能を維持したまま工事を実現しています。


聖隷三方原病院「ハイブリッド手術室」


段階的な整備で医療を止めない

改修中は、既存手術室が一時的に使用できなくなります。

そのため、第一段階として、
隣接する機材庫と中央材料室を再編しました。

スペースを圧縮し、
新たな手術室2室を先行整備しています。

これにより、
医療機能を維持したまま工事を進めることができました。


空間を生み出す「整理」という設計

限られた空間の中で、
新しい機能を入れるには工夫が必要です。

既存備品をリスト化し、
「使っているもの」と「使っていないもの」を分類。

必要なものだけを残し、
空間に余白をつくりました。

この「種地」を活用することで、
効率的な改修計画が成立しています。

段階的な改修を経て、
最終的に手術室は1室増加しました。

機能を高度化しながら、
運用面でも改善を実現しています。

改修でもここまでできる。
それを示す計画となりました。

 

医療機器メーカーとの協働

高度医療設備の導入では、
メーカーとの連携が不可欠です。

病院の運用と機器条件を整理し、
最適な配置と動線を導きます。

打合せでは、
図面に直接スケッチを描きながら検討することもあります。

その場で複数案を提示することで、
意思決定のスピードと精度が高まります。

 

改修は“設計力”が結果を左右する

改修では、同じ条件の案件はひとつもありません。

既存の読み取り。
運用との調整。
制約下での最適解の提示。

これらを積み重ねて、
はじめて実現性の高い計画になります。

経験と判断力が、
そのまま成果に直結します。

高度医療設備の導入は、
増築だけが選択肢ではありません。

改修によって、
コストと機能のバランスを取りながら実現できます。

・今の建物で対応できるのか知りたい
・設備更新と動線改善を同時に進めたい
・医療を止めずに工事を行いたい

このような課題をお持ちでしたら、
計画初期での検討が大切です。

どうぞ安心して、ご相談ください。
現状を丁寧に読み解き、最適な方法をご提案します。

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