2024年06月03日
建築×アートで施設価値を高める
ー通路が“場所”に変わったプロジェクト
施設の価値は、機能だけでは決まりません。
利用者の体験や印象を左右するのが、
空間の“質”です。
今回、通所リハビリ施設「Harnes」にて、
建築とアートを融合させたプロジェクトが完成しました。
単なる装飾ではなく、
動線や心理に働きかける設計の一例です。
プロジェクトの背景
2023年3月に竣工した大型通所リハビリ施設「Harnes」にて、
地元アーティストとの協働によるホスピタルアートを導入しました。
このプロジェクトは、
建物同士をつなぐ上空通路に課題があったことから始まります。
病院棟とリハビリ棟は、
照明計画や内装コンセプトが大きく異なります。
そのため、通路を通過する際に
空間の切り替わりに違和感が生じていました。
課題に対するアプローチ
建主である西山病院様から、
「違和感なく移動できる空間にしたい」というご相談をいただきました。
そこで、建築的な処理だけでなく、
アートによる空間演出を組み合わせる方針を採用しています。
浜松を拠点とするアートユニット「じゃのみち」と連携し、
場所の特性を活かした提案を行いました。





建築×アートによる解決
このプロジェクトでは、
通路そのものを“体験の場”として再定義しました。
移動するだけの空間ではなく、
気持ちが自然に切り替わる場へと変えています。
さらに、病院様からのアイデアも取り入れ、
遊び心のある要素を加えました。
その結果、
施設の中に新しい魅力を持つ場所が生まれています。
ホスピタルアートの効果
今回の取り組みにより、
以下の効果が得られています。
・空間の切り替えが自然になる
・利用者の心理的負担を軽減する
・施設の印象が向上する
機能だけでは実現できない価値を、
デザインによって補完しています。
設計の役割は“価値をつくること”
医療・福祉施設の設計では、
機能性や安全性が最優先です。
そのうえで、
施設の価値をどこまで高められるかが重要になります。
建築とアートを組み合わせることで、
空間の可能性は大きく広がります。
空間の違和感は、
設計によって解決できます。
そして、
その改善は施設の価値向上につながります。
・既存施設に課題がある
・空間の印象を改善したい
・差別化できる施設をつくりたい
このようなご相談を多くいただいています。
当社では、
医療・福祉施設の設計に加え、
アートや演出を含めた提案を行っています。
まずはお気軽にご相談ください。