2024年12月02日
既存施設を守るための定期調査とは
ー長寿命化につながる維持管理
建物は、完成して終わりではありません。
使い続けるための「点検」が重要です。
今回、9年前に設計監理を担当した病院にて、
特定建築物定期調査を行いました。
設計した建物を継続して見守ることも、
私たちの役割のひとつです。
定期調査の目的
特定建築物定期調査は、
建物の安全性を確認するための重要な業務です。
外壁や設備だけでなく、
普段は見えない部分まで確認します。
早い段階で異常を見つけることで、
大きな修繕を防ぐことができます。
屋上は重要なチェックポイント
調査では必ず屋上に上がります。
屋上は、雨や紫外線の影響を直接受けるため、
劣化が進みやすい場所です。
防水の状態や排水状況を確認し、
不具合の有無を細かくチェックします。
実際の調査の様子
屋上に上がると、周囲の景色が一望できます。
現場ごとに異なる景色を見られるのは、
この仕事ならではの一面です。
ただし、調査中は足元の確認が中心です。
防水層の状態や細かなひび割れを見逃さないよう、
慎重に進めていきます。
設計者が関わる意義
設計者が定期調査に関わることで、
建物の特徴を踏まえた判断が可能になります。
どこに負荷がかかりやすいか。
どの部分に注意が必要か。
設計時の意図を理解しているからこそ、
より精度の高い点検が行えます。
建物の寿命は、維持管理で大きく変わります。
定期的な点検により、
安全性と資産価値を保つことができます。
・竣工後の点検体制を見直したい
・修繕のタイミングを知りたい
・長く使える建物にしたい
このようなご相談にも対応しています。
建物の維持管理についても、ぜひご相談ください。