2015年08月27日
second stage_6 手術機能が進化する
ー聖隷浜松病院 新手術部がもたらす医療の変化
今回、聖隷浜松病院では、
新C棟2階に新たな手術部が整備されました。
その変化は、単に部屋数が増えたということではなく、
医療そのもののあり方を、やさしく底上げしていくものです。

手術室15室へ。ゆとりが生む安心
今回の整備により、
手術室は12室から15室へと増設されました。
さらに、それぞれの手術室の広さにも余裕を持たせ、
より落ち着いた環境が整えられています。
これにより、
・手術を待つ時間の短縮
・複数の手術への柔軟な対応
・緊急時にも慌てず対応できる体制
が可能となります。

高度医療を支える、専門手術室
新しい手術部には、
高度医療に対応するための専門手術室も整備されています。
・ハイブリッド手術室(TAVI対応)
・2室でCTを共有する手術室
これにより、
・身体への負担を抑えた治療
・リアルタイムでの正確な判断
・診断と治療を一体で行う医療
が実現します。

分散から“ひとつにつながる医療”へ
これまで手術部はA棟にありましたが、
今回の整備によりC棟へと移動しました。
あわせて、
地下2階:中央材料
地下1階:画像診断
1階:救急
2階:手術部
3階:ICU・カテーテル
といった配置により、
高度医療機能が縦にやさしくつながる構成となっています。
これにより、
・患者さんの移動時間の短縮
・スタッフの動きの効率化
・緊急時の迅速な対応
が可能となります。

スピードと安全性を支える動線
この上下階のつながりは、
単なる配置の工夫ではありません。
救急から診断、手術、そして集中治療へと続く流れが、
最短で、そして迷いなくつながるように計画されています。
仮設から本設へ。丁寧に育てた空間
今回の手術部は、
1期工事では仮設のスタッフ室として使われていた場所です。
2期工事を経て改修され、
本来の手術部として整えられました。
医療を止めることなく、
少しずつかたちを変えながら、最終の姿へと導いていく。
このプロジェクトの特徴が、
この空間にも静かに表れています。
9月、本格稼働へ
新しい手術部は、
9月のシルバーウィーク明けから本格的に稼働する予定です。
これから、この場所が、
日々の医療を支える大切な現場となっていきます。
C棟が“ひとつの医療拠点”へ
今回の整備により、
救急・診断・手術・集中治療・周産期医療といった
高度医療機能が、C棟の中でひとつにつながりました。
これは、当初から目指してきた
“高度医療の中核拠点”としての姿です。

私たちは、建物をつくるだけでなく、
そこで行われる医療に静かに寄り添い、
未来を支える環境を整えていきたいと考えています。
医療施設の新築や改修をご検討の際は、
どうぞお気軽にご相談ください。
一つひとつの想いに寄り添いながら、
その場所にふさわしいかたちをご一緒に描いていければと思います。