2016年04月20日
第1回 静かにはじまる大きな一歩
ー聖隷横浜病院 新外来棟
聖隷横浜病院の工事が始まりました
聖隷横浜病院の新外来棟工事が、
いよいよスタートしました。
現在は、既存建物の解体と、
工事に向けた準備を進めている段階です。
一見すると大きな変化は見えにくい時期ですが、
現場では着実に次の工程へ向けた作業が進んでいます。
建築は、
こうした「見えにくい時間」から始まります。
解体工事と準備工事という大切な時間
新しい建物をつくる前に、
まず行うのが既存建物の解体です。
長く使われてきた建物を丁寧に解体し、
次の建築のために土地を整えていきます。
特に病院の工事では、
周囲への影響を最小限に抑える配慮が欠かせません。
音や振動、安全性。
その一つひとつに気を配りながら、
慎重に作業を進めていきます。
この準備の積み重ねが、
これから始まる工事全体の品質を支えていきます。
完成まで約3年。長い時間の意味
このプロジェクトは、
完成までに約3年を予定しています。
長く感じられるかもしれませんが、
病院建築では決して特別なことではありません。
医療施設は、
安全性や機能性において高い精度が求められます。
さらに、
使いながら工事を進めるケースも多く、
計画や施工にはより丁寧な対応が必要になります。
時間をかけることは、
安心につながる大切なプロセスでもあります。
困難を乗り越えながら、一つの建物をつくる
これからの工事の中では、
さまざまな課題に直面する場面も出てきます。
条件の厳しい現場、
複雑な工程、
調整の必要な場面。
けれど、
こうした一つひとつのハードルを、
設計者、施工者、関係者が力を合わせて
乗り越えていくことが、
建物の完成につながっていきます。
建築は、
人の力でつくられるもの。
そのことを改めて感じる現場です。
建物づくりは、
目に見える形になる前から始まっています。
解体や準備工事といった、
静かな工程の積み重ねが、
これからの建築の土台となります。
聖隷横浜病院の新外来棟も、
いまその大切な一歩を踏み出しました。
これから少しずつ、
その姿が見えてくると思います。
その過程も含めて、
丁寧にお伝えしていきます。